2006年5月 7日 (日)

020 うちら陽気なかしまし娘

テレビ朝日『旅の香り』を観た。
本当に行きたいと思える旅をさらりと案内
年齢性別を問わず安心して観ていられる番組なので、家族と一緒の時はよくチャンネルを合わせる。
ヒロシのコーナーも
面白くて好きだったりする。
『からくりTV』は、面白さに毎回ばらつきがあるからな〜。

今回の旅人は、かしまし娘のお三方。
春の近江路をお約束通り「かしましく」旅する三姉妹、年を取ってますます仲良くなっているそうな。
花いっぱいの滋賀の旅と共に、三姉妹という関係性がとってもうらやましく、輝いて見えた。

ドラマ『向田邦子の恋文』もそうだが、 三姉妹というものにすごく憧れを感じる(風間三姉妹は別として)。
私には兄弟しかいないので姉妹という関係は想像するしかないが、家族でもあり、友達でもあり、先輩でも後輩でもあり、といったところだろうか。
昔は「お姉ちゃんと買物に行く」
「妹と服の貸し借りをする」とか「姉妹で自分では出来ない箇所のムダ毛処理をし合う」(こらっ)とか、表面的な行為や物質的な事に憧れていた気がするが、それなりに年齢を重ねた今は、むしろ精神的なもの、自分を無条件で受け止め寄り添ってくれる、その存在自体に激しく憧れる。
三姉妹ということは、
そんな宝石のような存在が二人も隣にいる、という事だ。
なんて素晴らしい事か!

三姉妹だったら、絶対「真ん中の次女」がいいなー。
一番好き勝手、自由にできそう。
って、これについては全国の
「真ん中・次女」から反論がありそうですが・・・

全国の三姉妹さん!!
お互い労り合って、いつまでも仲良くねっ。

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2006年4月29日 (土)

019 Lohasな生活???

SansaiKabu_1還暦を過ぎた父の趣味。それは登山と山菜採り。
突然思い付いて、携帯も持たず、詳しい行き先も言わずに出ていくので、家族としてはけっこう心配。
しかし『半年前に山で行方不明になった男性を遺体で発見』というニュースを見たのか、年齢を自覚して来たのか、今日は一応、母に行き先と予定を告げていったらしい。
深夜3時に家を出て、会津田島の方に山菜採りに行ったそうな。
お目当てのクレソンは無かったみたいですが、フキノトウ・こごみ・毒セリを採って来てくれました。(毒セリはもちろん廃棄処分です)
フキノトウは天ぷら、こごみは油炒め&天ぷらに。
だいぶ食べてから撮影したので見栄えが悪いですが、左の写真で渦巻いてる緑のが「こごみ」、黄緑色が「フキノトウ」です。
自然の香りと苦みがたまらない、春の贅沢。

ふと気付くと、我が家の本日の夕飯メニューったら
 一、赤かぶのマリネ (我が家の家庭菜園で作った)
 一、茹でアスパラ (同じく家庭菜園育ち)
 一、タケノコの煮物 (ご近所さんが採って、おすそ分けしてくれました)
 一、フキノトウとこごみの天ぷら (父の戦利品)
と、麻婆豆腐と納豆以外は、ほぼ自給自足。
これ、都会のフツーの食卓では、稀なことですよね。

今、「ロハス」(=Lifestyle of health and sustainability という英語の略。持続可能な健康と社会に配慮したライフスタイル)なる言葉がもてはやされているようですが、日本人は元々そういう暮らし方を何のてらいも無く、普通にしていたはず。
「ロハス」なんて借りて来た言葉を今さらありがたがらなくてもいいのに、と思ってしまうわけです。
ま、流行り言葉ってやつだから仕様がないですかねー。
横文字のモノを『輸入』すれば、『次の流行』に餓えた薄っぺらい大衆が食い付きますもんねー。
カテゴライズしちゃった方が企画とか立てやすいだろうし。

でも、都会で「ロハス」な生活送るって、“持続可能な”とはいえ、けっこー大変そう・・・。
空気も水も澄んでないし、土地が無いと家庭菜園なんて無理だし、有機野菜は買うと高いし、亭主の靴下は汚いし。
(あ、ひとつ関係なかった)
都会には都会の良さがあるんだから、流行に踊らされず、都会人らしくジャンキーに生活すればいいのに。
流行ってフシギですね。

まぁ、オシャレな言葉に踊らされてるとはいえ、皆が環境に配慮しつつ健康に良い生活を送るのは、良い事だ。
という結論にしておこう。

あ、冒頭の右側の写真は採りたての赤かぶです。

これはまさに、自然の宝〜石〜箱や〜〜〜!!!

・・・・・・・・・・。

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2006年3月 4日 (土)

002 その名はボンゴ

あなたを初めて見かけたのは、下北沢の『THE STUDY ROOM』でしたね。友達に誘われて観に行った大人計画の舞台の帰り、ふと店先のあなたと目が合ったのです。ぽつんと淋しげなあなたに、なぜだか無性に惹かれた私。思わず近付き、2度ほど軽く叩きました。するとあなたは、ぽううぅん、と柔らかく幸福な音で歌ってくれたのです。その瞬間、私はあなたのとりこになってしまいました。ですが、あなたは高値の人・・・。その時の私には手が届かなかったのです。
それからしばらく経ったある日の事。家に
届いた引き出物カタログを何気なく見ていた私はびっくりしました。来る日も来る日も恋焦がれた、あなたの姿があるではありませんか。これは運命です。私の熱い思いが天に通じたのです。はやる思いを押さえて、ハガキにあなたの名前を書きました。そしてポストに走りました。
それから、どれだけ楽しみにあなたを待ったことでしょう。

ですが数日後、我が家に訪れたあなたは、まるで別人でした。あの時とは違う、硬く重い音。私を一瞬でとりこにした、 あの美しい音で歌ってくれはしなかったのです。
呆然とする私。

しばらく後、私は気付きました。
『THE STUDY ROOM』でのあなたは約¥7000。
再会を果たしたと思ったあなたは推定¥3000・・・・・。

・・・・・世の中、金だな・・・・・・。
Bongo_1

私はつぶやきました。

そして今。
あなたは初めて会った時よりももっと
淋しげに、私の部屋の片隅で佇んでいます・・・。 

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